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SiSの願い

SiSでは現実での犯罪の理由にされてしまう
創作物への根拠なき規制に反対しています。

もちろん創作の真似をして犯罪を行う
人間がいるということは認識しています。
そのための対策の一つとして
真似をする可能性が大人よりも高いであろう
子供たちに過激なコンテンツなどを見せぬよう努力する
ゾーニングについては賛成しています。
ただ根拠のない規制によって涙を流す創作者たちがいます。
SiSは創作物には現実への憎悪を抑止、
そして吸収する力のほうが大きいのではと信じております。

SiSの考え方としては
1、犯罪を減少させたいのであれば、創作規制よりも
  犯罪者に対する処罰を重くすることが効果的ではないか。
犯罪を創作のせいにするという認識を強くしてしまうことにより
  犯罪者側が自身の犯した罪を創作に擦り付けて
  自身の罪を軽くしようと働きかける恐れ、
  すなわち犯罪者への処罰が
創作へと分散し
  
その犯罪者自身への処罰が軽くなってしまうのではないか。

3、真似をするからと犯罪描写がある創作が悪いという風潮が
  蔓延するとそのような要素を少しでも含む創作物
  (殺人描写から道路交通法違反まで)
  すべてが規制
されてしまう恐れがあり、

  更に(不倫描写や喧嘩)などといった犯罪ではない
  いわばモラルの範疇に値する創作物にも影響の恐れがあるのではないか。
4、創作物の影響が犯罪に影響するのであれば
  日本は世界一の犯罪大国に
なっているのではないか。
  創作物が今よりも普及していない時代よりも
  
犯罪が減っていることに創作物は悪影響よりも
  
抑制としての影響を
与えているのではないか。
以上の四つです。

ちなみにSiSでは犯罪描写や暴力描写がある作品も制作していますが、
犯罪者を増やし現実での被害者を増やそうとなんて微塵も考えておりません。
むしろ現実への欲を創作にぶつけてくださいという
気持ちを込めて
制作しております。
そもそも人間の根底には少なからず黒い欲望があります。
人間はその黒い欲望をなにかに当てて発散しないといけないのです。
むしろそれを限界までため込む方が危険なのです。
だからそれをどこかで吐き出さなければなりません。
なぜなら人間は綺麗な生き物ではない、
綺麗ごとだけでは人間はやってはいけないのです。
それならばその黒い欲望を
現実の人間と創作の人間のどちらかに当てるのであれば
間違いなく創作の人間に当てるべきでしょう。
黒い欲望を創作に当ててそして現実の人間には理性を持って接する。
それこそが創作物にしかできない抑制だとSiSは考えております。
創作は創作、現実は現実です。
現実への憎悪を創作が抑止、そして消し去るということが増えていくよう
SiSは心の底から願っております。



 

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